同性愛者（ゲイ/レズビアン）の真面目な出会いをサポート

タマネギ様

ネット検索で「レズビアン 出会い」と検索して見つけました。

リエ様

私もネット検索で「同性 出会い」とか、そんな感じです。
トップぐらいに出てきました。

タマネギ様

検索した時に色々なアプリも出てきたので、まずはアプリをやりました。
一人で頑張っていたんですけど上手くいかず、東京レインボープライドで “リザライ…なんか見たことがある”とまた調べ直して、リザライに入りました。

タマネギ様

（リエさんが）すごく緊張しているなと思いました（笑）。
私も緊張していたのですが、お相手も緊張しているので、ほぐそうと思っていっぱい喋りました。
10分は短くてもうちょっと話したいなと。第一印象はそんな感じでしたね。

リエ様

私はもうガチガチに緊張してまして（笑）。 ただ、緊張はしていたんですけど、笑顔で「はじめまして」と迎え入れてくれたことですごく安心しました。

タマネギ様

近所の喫茶店に入って2時間くらい喋りました。
リエさんにはお子さんがいらっしゃるので、どういう経緯で女性と付き合うのを決めたのかを知りたくて。 お子さんのことやペットのことなど初日から色々な話が聞けました。

リエ様

最初から結構重たい話も多かったと思うんですけど真剣に聞いて受け入れてくださって。
色々とお互いの話をしてもっと親しみやすくなったというか安心したというか。
その後、二人で浅草の神社に行きました。

タマネギ様

お茶をしている時にリエさんが「東京で遊ぶのが久しぶり」って言っていたからお誘いしてみました。もっとリエさんの楽しんでいる姿を見たいなと思って。

タマネギ様

最初はブラブラして、そのあとお酒を飲みながら話しました。
とにかく今まで生きてきたことを色々と話しましたね。

リエさんは穏やかで優しいんですけど、私より人生の逆境を乗り越えていて、結構強くてかっこいいなというところがあって。

そういう話がメインで、重たい内容だったかもしれないですけど、今までどういう風に生きてきたかを知りたくてたくさん話を聞きました。

リエ様

私はわりとはっきりと覚えています。
浅草に行って色々とまわったあと隅田川のあたりをブラブラしていた時に二人でゆっくり過ごす時間にすごく幸せを感じて。

6日後ぐらいに次のお見合いが決まっていたんですけど”このままお見合いしていいんだろうか”という気持ちになってしまって。 （新しい紹介相手に）お会いしたい気持ちがないのにお見合いで話をするのは自分もつらいしお相手に対しても失礼だと思ったんです。

そのことをタマネギさんに話すべきか自分だけで判断して活動を休止するか悩んでいたら次のお見合いの話になったので、「キャンセルしようと思います」と言ったら「どうしてですか？」と聞かれて本音を話すことになりました。

リエ様

え！！

タマネギ様

頑張って、頑張って！！（笑）

リエ様

お見合いをキャンセルしたいと言ったことにびっくりされていたから、「このままの気持ちで他の人に会うのも自分も嫌だし」と。
その時お酒を飲んでいたので、その勢いもあって「好きです」と伝えました。

タマネギ様

自分は放っておいたら進むのがカエルのように遅いんです。
頭の中で色々とぐるぐる計算して距離を図って、ようやく大丈夫だったら行こうっていう感じで。

今まではそうだったんですけど、リザライに入ったのは今の自分の習慣を別のアプローチにしてみようというのもあったので、今までやらなかったことをやってみてもいいんじゃないかと。

タマネギ様

そうです。これから色々な人と会ってもリエさんより良い縁があるとは思えなくて、先に進んでみることにしました。

タマネギ様

毎週末デートしてるんです。
プラネタリウムにも行きましたし、あと、リエさんには子供がいますけど、私にはシングルマザーの親友がいてその子どもともすごく近い関係なので、みんなでキャンプに行ったりして遊んでいます。

リエ様

友達ではなく、恋人と紹介しました。
最初から「次にお母さんが付き合うのは男の人とは限らないよ」とは言っていたんです。

タマネギ様

喫茶店でそれを聞いた時、”お子さんにはっきり伝えていて好きだな”と。
私が隠すタイプではないので、大事な人に大事なことを言わない人は難しいかな、と思うところもあったので。

もちろん、誰にでもオープンじゃなくていいんですけど、例えば子供の友達の親とかには敢えて言う必要はないと思うのですが、子供とか大切にしている友達とか近い関係には隠したくないんです。

タマネギ様

私のシングルマザーの親友の子供は今8歳なのですが、0歳からそこまで育ててきた過程をサポートしながら間近で見てきて一人で子供を育てるのがどんなに大変かを知っていたので、これをきっかけにみんなで仲良く育てられたらすごく良いなと思って、私にはプラスでした。

リエ様

私はマイナス要素だと思っていたので良かったです。

タマネギ様

今までは「日本に20年いるんです」と言うと「日本語上手ですね」という話になるんですが、リエさんとは全くそういう話がなかったので、それも良かったです。

リエ様

ごく自然に”韓国の方なんだな”と、それだけです。

タマネギ様

繰り返しになりますが、リエさんは基本的に優しくてどちらかというと控え目な感じですけど、私とは比べものにならないくらい人生の逆境を力強く乗り越えてこられていて、本当に芯が強い人なんです。

あと、リザライさんに来て色々な方と話す中で、自分が望むものや自分自身そのものを考えるきっかけになるじゃないですか。基本的に私は一人が大好きで。

リエ様

それは最初から仰っていました。

タマネギ様

話をしていて何か気になることがあると細かく解釈してすぐ距離を取ろうとする悪い癖があるけど、そうするとリエさんが「いい加減にして」と（笑）。

リエ様

つい最近そういうことがあったよね。

タマネギ様

ケンカではないです。

リエ様

ちょっと激しくツッコんだだけ（笑）。

リエ様

私は、他の人と何か違うな、と感じる人が好きで。
タマネギさんが頭の中で色々と考えながら人を観察して分析しているのが、言葉には出さなくても見ているとちょっとわかるんです。

それがたまらなく面白いし、自分にはない思考なのでとても惹かれました。
私が大事にしていて譲れないのが子供と、あと一緒に暮らしているペット達なので、そこを大事にしてくれるのも大きいです。

タマネギ様

照れます（笑）。

タマネギ様

自分は紹介してもらった方にはオープンな感じで接して、断らない。
とにかく（お顔合わせの）10分間が終わったらお茶を飲みに行こうと思っていたんですけど、最初の方に断られたので数時間ほどヘコんでしまいました。

長く活動を続けていたら”私は、1人の方がいいんじゃないかな”とぐるぐる考えてしまって「コンシェルジュさん助けて」となっていたかもしれないです。

タマネギ様

もし続いていたらやっぱりヘコむとは思いますけど、振り返ってみると断られる経験も今ここじゃなきゃできなかったので、それはそれで良かったかなと思っています。

リエ様

初回に（お顔合わせの結果が）お互いYESでお茶に行けたので、ありがたいことに断られてヘコむという経験はなかったです。

ただ、悩みというより、断られ続けたら心が折れちゃうだろうなという不安は大きかったです。
卒業した方のインタビューで1年以上活動しているのはつらかったという記事もあったので、”あぁ、私もきっとそうなるんだろうな…”という心配もありました。

タマネギ様

私みたいにぐるぐる色々考えてなかなか進めない方にはアドバイスになるかもしれないですが、たまには自分の慣れ親しんだやり方からちょっと離れてみるのもいいかもしれないです。

もしもの話をしてもしょうがないけど、リザライに入っていなかったら同じ状況になってもまだ付き合っていなくて、たまに会うくらいの感じだったかも。
今までの考え方だったらたぶんそうだろうなと思います。

タマネギ様

そうです、そうです。
相手にときめきや好感があれば、つかんでみたほうがいいと今は思います。チャンスはつかまないと。

ここは特に流れてもまた次を紹介される所だから、“この人だ！”と思ったり、区切りをつけたりするのはなかなか難しいかもしれないけど。
たまには頭じゃなくて、感覚でぐっとつかむのも大切かと思います。

リエ様

焦りすぎもいけないですけど、この人と思ったらその感覚を大事にしていただきたいというのと、私は早い卒業でしたが、今心が折れそうな人も希望を捨てないでいただければと思います。

リエ様

お酒を飲みましょう（笑）。
お酒を飲めない方もいらっしゃるので良いアドバイスではないかもしれないですけど、告白したい、好きだという気持ちがちょっとでもあれば、えい！と踏み出して欲しいな。

タマネギ様

（リエさんは）なかなかタフなんですよ。

リエ様

タマネギさんの反応がわからなかったので、心臓バクバクしてましたよ（笑）。

リエ様

はい。

タマネギ様

私は一人の時間が大好きなんですよ。
毎日が楽しくて生活が豊かというか、すでに幸せに生きているんです。

そうした時に一人でアプリを頑張っていると、やっぱり自分の中で基準が果てしなく高くなる。
私の一人の時間を切り崩す相手はこのぐらいじゃなければいけないと…。

入会の時に色々と希望を話す中で「知性がある人が好きです」と言ったら「その知性とは？」と聞かれて、初めて深く考えたんです。
私が相手に求める知性とは、友達でもいいのか、恋愛においても大切なのかを考えるきっかけになった。突っ込んで聞いてもらうことは、私みたいなタイプにとっては結構必要だと思います。

タマネギ様

そうです、そうです。
一人だと、上手くいかなかったらモチベーションが下がって、半年もせずにアプリを開かなくなる。

でもリザライは否応なしに紹介がくるので、オープンマインドでいくとたぶん出会いはある。 今は出会いがあり幸せですけど、私は必ずしもカップルになることが人生の幸せの最優先とは思わなくて。

とりあえず色々な人に会うことで自分自身が望んでいることを知る良いきっかけになるので、まずはやってみたらいいと思います。

リエ様

出会い系みたいなアプリって男女間でも同性でも今は色々あるじゃないですか。
でもそういうのはどんな人がメッセージをくれるかわからない。
20代の頃それらしきサイトに登録して出会いを求めた時に結構悲惨な目にもあったりしたので、最初からアプリをやることは求めていなくて。

同性間の結婚相談所みたいなのがあるのかなと探して見つけたのがリザライさんだったんです。
コンシェルジュの方が色々と悩みなども聞いてくださるし、この人が合うんじゃないかと探してくださるので、とてもありがたくて安心もできました。

タマネギ様

お互いの価値観が大まかには合っているとわかったので、これからは趣味や生活観の違いをどう調整していくか話し合う必要はありますね。

二人ともそんなにケンカするタイプじゃないけど、やっぱり私がまたぐるぐる考え過ぎてしまうから。

リエ様

また激しめのツッコミを入れると思います。

リエ様

私も余計なことぐるぐる考える時があるので気をつけます。