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タク様

はい、最初のお見合いが8月下旬だったのですが、ラッキーなことにそこで良い出会いがありました。

タク様

ある漫画（ぼくのはじめてゲイ婚活）でゲイの婚活というものがあると知ってネット検索したところ、リザライがヒットしました。
新型コロナの第一波が世間を賑わせていた頃です。

コロナ禍ということもあり、実際に入会するまでにはそれから1年ほどかかりました。
コロナが落ち着いてから活動しようと考えていたんです。

タク様

そうですね。コロナの他にも様々な要因に後押しされた形で入会を決めました。

タク様

まずはダイエットでしょうか。
コロナの期間に体重が増えてしまったので、いくつかのダイエットを試みたうえで、最終的にネットで見つけた16時間プチ断食に挑戦しました。

2ヶ月で8キロの減量に成功したので、それが自分のなかで自信に繋がり、パートナーを探してみても良いかなと思いました。
やはり実際にやってみないと結果は出てこないですよね。

あとは、東京オリンピックの高飛び込みの種目で金メダルを取った選手がゲイであることや、パートナーと（代理母出産で授かった）子供の存在を告白していて、そのことにも良い影響を受けました。

タク様

そうです、その彼です。
それらのことと、リザライがちょうどその頃キャンペーンを実施していたことが入会の後押しになりました。

ユウ様

僕は携帯でリザライのバナー広告を見つけてクリックしてみたのがきっかけです。
すぐに東京オフィスに行ってみようと思いました。

ユウ様

こういうところでないと、自分からはなかなか（パートナーを探すための）行動に移せないので入ろうと思ったんです。

タク様

そうですね。
出会えたのは運命なのかもしれないね、と言う話も二人のあいだで出ていたんですよ。

タク様

ゲイアプリやネットの掲示板などを利用するのは気が引けたので全然していませんでした。

ユウ様

ゲイアプリを少し見ていたくらいで、僕もほとんど活動していませんでした。

ユウ様

初めての経験だったので緊張していたと思います。

タク様

僕も緊張はしていましたが、真剣に相手探したいという思いがあったのでパートナーが見つかれば良いな、ダメだったら辞めようという気持ちで入会しました。

タク様

可愛らしい感じの人だなあと思いました。

ユウ様

第一印象は優しそうな方だなと思いました。

ユウ様

変わらないですね。

タク様

僕のほうは、優しいという印象はそのままなのですが、彼に意外と行動力があるというのを知りました。

リザライに躊躇なく入会したこともそうですし、何度か会っていくうちにそう感じるようになりました。

タク様

たしか彼から「今度一緒に映画でもどうですか」というLINEメッセージが来て、そこから日程調整して会いました。

ユウ様

そうでしたね。

タク様

9月12日に行きました。
場所については、二人の家の中間地点である上野を考えていたのですが、上映スケジュールの関係もあって日比谷に決めました。

映画のあとは、彼が９月2日に誕生日を迎えていたので、お祝いも兼ねて彼の好きな豚のしゃぶしゃぶを食べに行きました。

ユウ様

はい、そうですね。

タク様

3回目に会った時に、ちょっとした事件がありました（笑）。
平日だったので彼の最寄りの駅に行って夕飯を一緒に食べたのですが、帰り際に「僕のことどう思いますか？」と、告白みたいな感じで彼が聞いてきたんです。

そのとき自分のなかでは好きという気持ちと仲良しの友だちだと思う気持ちが半々だったので「ユウくんのことは人としてもちろん好きだけど、自分のなかで（恋人としてお付き合いしたいという）気持ちが固まっていないんだ」と答えました。

そしたら彼は振られたと勘違いしてしまったみたいで、それがちょっとした事件といえば事件だったかもしれません。

ユウ様

はい、落ち込んでしまいましたね。

タク様

その後も頻繁にメッセージのやり取りはしていたので、今度は僕の方からご飯に誘いました。
焼肉を食べたいという話になり、上野駅近くの焼肉屋に行くことに決まりました。

その頃、僕は彼から受け取った気持ちについて色々と考えていたのですが、最終的には “実際に付き合ってみないと分からないこともあるな” という結論に至りました。

そこで、焼肉を食べたあと僕から「付き合ってください」とユウくんに伝えることにしたんです。

タク様

ありがとうございます。
自分のプランとしては、焼肉を食べたあとに上野公園辺りを歩きながら告白しようと考えていました。

ところが食べ放題だったせいか、ユウくんが焼肉を食べ過ぎて気分が悪くなってしまったんですよ。
なのでお店を出て一時間ほど休憩したあと、不忍池のベンチに座りながらお付き合いしましょうと伝えました。

ユウくんの体調も気遣いつつ、胸の内は告白のことを考えてドキドキだったので、今でもあのときのことはよく覚えています。

ユウ様

はい、たしかにお腹は苦しかったのですが、（告白は）嬉しかったです。

ユウ様

ずっと変わらずに優しいところです。

ユウ様

はい、一緒にいると心が落ち着きます。

タク様

僕は可愛らしいところに加えて、一途というかストレートに愛情表現してくれるところが好きです。
尊敬しているところでもありますね。

タク様

そうですね。

ユウ様

最初のお見合いでお相手から断られてしまったことですかね。
そのときはどうしてだろうとショックを受け、悩んでしまいました。

でも今思い返すと、諦めないでパートナーに出会えるまで活動を続けて良かったと思っています。

タク様

ユウくんはお見合いでお相手から断られることに結構ショックを受けていて、僕とのことも続かないようだったら退会しようと考えていたみたいです。

ユウ様

その通りですね。

タク様

一応、同棲も視野に入れて色々と考えています。

タク様

直近ですと来月、温泉旅行に行こうと考えているのと、クリスマスは僕の家で一緒に過ごすという話が出ています。

タク様

自分のなかで何か、入会のきっかけみたいなものを作るのも良いかもしれません。
例えば僕の場合で言うと、ダイエット成功したらとか、リザライの入会キャンペーンとか、オリンピック選手の告白とか、何かしら周りからの影響を良い意味できっかけにしてみてはいかがでしょうか。

ユウ様

僕も同じですね。