Happy Story
リザライのお相手紹介で見事カップルになられた
「いっくん様」と「ゆうちゃん様」に成功の秘訣などをお聞きしました
リザライで出会い、真剣交際を開始し卒業された
「いっくん様」と「ゆうちゃん様」に決めてや成功の秘訣をお伺いしました。
なんでパートナーがほしいのか
どういう恋愛がしたいのかビジョンを持つことが大事
- いっくん様
- 京都府
- 48歳
- 活動期間 6ヶ月
- ゆうちゃん様
- 滋賀県
- 45歳
- 活動期間 7ヶ月
リザライに入会したきっかけ
コンシェルジュ
リザライに入会したきっかけをお伺いできますか。
いっくん様
インターネットのバナー広告で知って無料のマッチングシミュレーションをやってみたら、その頃はまだ大阪ではやってはらんかったので診断結果が東京の人ばかりで…。東京のサービスやなぁとその時はそれで終わってたんです。
その後、知り合いの方が「リザライ行くねん」という話をしてはったから「東京まで行くの?」と聞いたら「大阪にできたんや」ということやったんで、その方の活動の様子を見て考えようと…(笑)。
それで話を聞いているうちにやってみようかなと気持ちになったという感じですね。
コンシェルジュ
いっくん様は紹介プログラムでのご入会ですから、そのお知り合いの方からのご紹介ということですね。
いっくん様
そうですね。
でもじつはその方とは別にもうひとり、インターネットで知り合った人が東京のリザライでやってはって。
コンシェルジュ
あら。では東京でも大阪でもお知り合いの方がすでにリザライで活動されていたんですね。
お二人からはどんなお話をお聞きなったのでしょうか。
いっくん様
システムだったり活動の進め方だったり、そういった話を聞いていたんですけど、“そう言うたかて実際は会われへんのと違うの”と思っていて(笑)。東京の方は結構長く活動されていたこともあって、こちらとしてもだいぶ二の足を踏んでいたところがありました。
でも、大阪の方が無料の初回月でお相手を見つけて【成婚退会】されはったので、そういうこともあるんやったらと。
“今年の目標は良い人をみつけること”と決めて、精力的に頑張ることにしたんです。最後の賭け…みたいな(笑)。
コンシェルジュ
そうだったんですね。すでにご友人が活動してらっしゃったことが後押しになったんですね。
ありがとうございます。
ゆうちゃん様はいかがですか。
ゆうちゃん様
僕も東京にリザライというサービスがあるのは知っていて、他のマッチングアプリやサークル、イベントのようなものとはちょっと種類が違うということだけはわかっていました。
直接会って話ができる出会いが理想なのでアプリなどは全然やらないんですけど、たまたまインターネットで見つけた“お茶会をしながら仲間を作ろう”みたいなイベントに一度参加したんです。
そのときに話をした参加者の方が大阪にリザライができたから入会するんだと言っていて、あっそうなんだと。仕事が落ち着いたら一度行ってみようかなと思ったのがきっかけでした。
コンシェルジュ
ではお二人とも知人の方からお話を聞いたことをきっかけにご入会くださったのですね。
ありがとうございます。
いざ来店して申し込みとなったときに緊張や迷いなどはありませんでしたか。
ゆうちゃん様
(いっくん様に)どうだった?
いっくん様
自分自身は普段あまり飲みに行ったりはしないほうなんですけど、昔と比べて色んな出会いの手段があるのにわざわざお金を払ってまで…という思いはありました。
言い方あれやけど、コミュニケーションが苦手な難しい感じの人が多いのかなと。
ゆうちゃん様
僕もそれはちょっと思ったな。
いっくん様
お金を払ってまで来るってリアルにどういう人やねんって(笑)。
ここの良さは聞いてはいたんですけど、だいぶ躊躇はしましたね。
コンシェルジュ
なるほど。
ゆうちゃん様もそうでしたか?
ゆうちゃん様
僕は楽観的なのか、あまり躊躇はせず…(笑)。
1万ちょっとのお金を払うことで、相手を選んで会うところまでセッティングしてくれるなんて、そんな便利なサービスあるんやって思いました(笑)。
この歳になってくると今の生活スタイルをあまり崩したくないっていうのがあるじゃないですか。
リザライだったら仕事や生活に影響なく出会いを探すことができる。生活を変えるのは実際に出会って付き合うことになってからでいいじゃんって。
アプリだとどうしても最初から身構えて、自分で相手を探し、自分で判断していかなきゃなけない。それがちょっと怖かったし、リスクもあるだろうから、僕は結構リザライには期待していました。
コンシェルジュ
確かにアプリだとお相手の情報がまったく無い中でアプローチをかけていかなければならないので、真面目にお付き合いをしていきたいと思ってくれているのか、などの判断が難しいですよね。
リザライは有料サービスですが、登録されている方が真剣なお付き合いを希望されていることが前提としてありますし、毎月コンシェルジュがマッチングをし、お見合い日程をセッティングしますので、お休みの日に店舗に来ていただくことさえ可能なら定期的な出会いの機会は持っていただけます。
生活スタイルを大きく変えることなくご活動していただけるのかなと思いますね。
お互いの印象
コンシェルジュ
お二人とも複数の方とお見合いされてきたと思いますが、お見合いをしてみての感想や、実際にリザライで出会った会員様の印象をお伺いできますか。
ゆうちゃん様
思っていたよりまとも…といったら失礼ですけど、僕らと同じように仕事が忙しいからお金を出してでもセッティングをやってもらいたいと考えている人って結構いるんだなという感じでした。
特に医療関係の人が多い印象だったので、今までそういう時間が取れなくて出会いの機会がなかったんだろうなと。僕が会った人の中にはそんなにめちゃめちゃ変わった人はいなかったです。
いっくん様
そうですね。ネットでは会われへんタイプの人と会えたなというのはありましたね。真面目というのは前提にあるんですけど、良くも悪くも普通の方というか。
コンシェルジュ
お二人のように、ただただ真剣にパートナーを探している方、ということですね。
いっくん様
そうです。
コンシェルジュ
では、お二人が初めてお会いになったお見合いのことは覚えていますか?
ゆうちゃん様
覚えてます。(隣のブースを指して)このブースでした。
いっくんがこっち側にいて、僕がこっち。
いっくん様
僕も覚えています。11月1日だったかな。
コンシェルジュ
そうです!ちょうど今くらいの時間でしたね。
その時のお互いの印象はいかがでしたか?
ゆうちゃん様
その日彼はスーツを着ていて、今まで会った中でスーツを着た人はいなかったこともあって“ちゃんとしてはる人や”って印象でした。それまでに会った誰よりも清潔感がありましたね。
いっくん様
第一印象は良い意味でほんまに普通の人やなと。
そして“ようしゃべらはるな~”と思いました。でも一方的に自分のことを話すわけではなくて。
ゆうちゃん様
結構、一方的じゃなかったっけ(笑)。
いっくん様
そやったっけ、まぁ7:3くらいでしゃべってはって(笑)。
でもこっちのことも気を遣うてくれて“次は君のターンやで”という感じで間を空けてくれて会話が続いていったから。
コンシェルジュ
会話をリードしてくれていた感じなんですね。
しゃべってはいても、いっくん様のお話もちゃんと聞いてくださって。
ゆうちゃん様
ちゃんと聞いてたかな、自信ないけど…(笑)。
いっくん様
そう?(笑)
なんかあっという間に10分経ったなーって感じでした。
ゆうちゃん様
僕も10分が短かったです。自己紹介文の文章をそのまんま話すくらいしかできひんかったから。
10分のお見合いが終わった後、YESかNOかの確認のために僕が先に席を立って出たけど、絶対この人が僕のことを断ることはないやろうと思いました。
もしご縁がなかったとしても、たぶんこの後お茶には付き合ってくれるような人っていう印象はあったから、すでに次は何喋ろっかなって気分で結果を待ってました。
コンシェルジュ
ではゆうちゃん様としてはもう少し話せる確信が…というか自信?(笑)
ゆうちゃん様
自信がありました。
全員
(笑)
コンシェルジュ
それだけ楽しかったってことですよね。
ゆうちゃん様
はい。話も途中やったし、あれでバイバイはないやろうなと。
コンシェルジュ
いっくん様はお見合いが終わった後、どんなお気持ちでしたか。
いっくん様
基本的に自分は紹介されたら全員に会い、お見合いもその10分間だけで判断せずに必ずYESを出すっていうスタンスではあったんですけど、それを抜きにして彼とはもっと話したいと思いました。
コンシェルジュ
そうだったんですね。
ではその後お二人でカフェに行かれてからはどんなお話をされたんですか。
ゆうちゃん様
たぶん半分くらいは仕事の話。2時間くらい話してたかな。
いっくん様
人のいない地下の喫茶店で。はよ帰れと思われてたやろ(笑)。
コンシェルジュ
きっとその2時間もあっという間でしたよね。
ゆうちゃん様
そうやね。マシンガントークってほどじゃないけど。
ゆっくり…。
いっくん様
えっ、そう?
ゆうちゃん様
そう、なんかゆっくりゆっくりな感じ。雰囲気もそんな感じやったやんか。
いっくん様
あぁ、早口ではなかったですけど、途切れなく7:3くらいかな(笑)。
コンシェルジュ
やっぱり7:3なんですね(笑)。
いっくん様
全然違う業種やったんで僕も色々聞きたかったし、話も面白かったんで。
結構、真剣な話もせんかったっけ?
ゆうちゃん様
恋愛観とか、そういう話もたぶんしていたような。
コンシェルジュ
結構深いところまで話されていたんですね。
いっくん様
その後は、帰る方向が同じだったので一緒に電車に乗って・・・
ゆうちゃん様
僕、ついて行きたいって言ったんですよ、どういう生活されているのかとか知りたくて。
もちろん「嫌じゃなかったら」って、そしたら「別にええよ」って言ってくれたから彼と同じ駅で降りました。
買い物するっていうからそれも一緒について行って。
いっくん様
そうそう、西友にね。
ゆうちゃん様
パン買って、公園で座って二人で食べて。
いっくん様
そこでまた30分くらい話したかな。
ゆうちゃん様
買い物でその人の金銭感覚とか生活とか、そういうのが何となくわかるじゃないですか。
そういうこともチェック…してた感じかな(笑)。
コンシェルジュ
結構濃い一日でしたね。
ゆうちゃん様はとても積極的なアプローチをされたんですね。
ゆうちゃん様
何度かお見合いをしたけど進展がなくて、このままいくとマンネリみたいになってずっと決まらへんのちゃうかなっていう不安みたいな気持ちがずっとあったんですよ。
だから今度会う人はただ“会う”だけじゃなくて、自分がどうしたいかを相手に伝えてみて、応えてくれたら今までよりももっと真剣に考えていこうって思ってたんです。
コンシェルジュ
ちゃんとお相手と向き合うということですね。
ゆうちゃん様
そうそうそう、“ちゃんと”やろうって。
彼はそう思った時に出会った人やったから。
コンシェルジュ
ではタイミングもあったんですね。
ゆうちゃん様
そうそう、タイミングも大事!って話ですね。
コンシェルジュ
ご縁ですね~。(お二人頷く)
今のお話、いっくん様目線だとどうでしたか?
いっくん様
これまでお見合いした人は初対面の緊張もあるので1時間とか1時間半とか話すと疲れてくるんですよね。疲れた頃にLINE交換して…みたいな感じで終わっていたんです。
でもゆうちゃんとはずっと喋ってられる、且つ全然しんどくならない。この人といるとすごく楽な自分でいられるっていうのがすごいことやなって。
自分は人に対して身構えるタイプなんですけど、彼はそんな雰囲気を出してこないし、話も面白いし、いろいろ聞いてくれはるし、貴重な人やからこのまま進めていけたらいいなって思いました。
コンシェルジュ
なるほど、そうだったんですね。
もちろんゆうちゃん様のお人柄ありきではありますが、“知りたい”“向き合いたい”と素直に言動に表されたことをいっくん様は少しも負担に感じず、“面白いな”“もっと話したいな”と思われたということ。
だから初対面のその日も長く一緒にいることができたんですね。
交際にいたるまでの流れ
コンシェルジュ
お見合いしたその日、ご連絡先の交換をされたと思うのですが、その後はどういう流れで進んでいかれたんですか?
いっくん様
一度電話で2時間くらい、いやもっと喋ったんかな。
で、次に会ったのがお見合いから3週間後かな。
ゆうちゃん様
そうそうそうそう。
いっくん様
(ゆうちゃん様が)車で家の近くまで迎えに来てくれて、紅葉の季節だったこともあって信楽へデートに。
ゆうちゃん様
最初から遠出すると負担になるかもしれんし、あと、長く喋る時間を取りたかったから運転してる時間は短いほうがいいなと思って。
信楽は車で30~40分くらいの距離で近いし…。
コンシェルジュ
移動時間が短いほうが長くお話しできるからということですね。
ゆうちゃん様
そう、僕のなかでプランがあって、“今日は結構迫ったろ”という気持ちで行ったんです。
コンシェルジュ
そうなんですね! ちなみにプランというのは?
ゆうちゃん様
えー(笑)。
いっくん様
電話で話したときに、彼自身の自己紹介みたいなものを色々ノートに書いて渡すって言うてはったんですよ。
(いっくん様、鞄からノートを取り出して)それを・・・
ゆうちゃん様
え?持ってきたん?
コンシェルジュ
持ってきてくださったんですか! すごい!素敵!
いっくん様
はい、これを信楽デートの最初のほうで渡してくれて。
ここまで色々と書いてくれはるなんて、この人すごいなと思いました。
コンシェルジュ
それは宝物ですね!
いっくん様
家に飾ってます(笑)。
ゆうちゃん様
今まで“あの人どうなんやろ”“こうなんかな”と自分の中で考えてばかりの人生やったから、付き合うとなったら僕はこんな人間ですよと素直に自分をさらけ出さないと相手も応えてくれないという思いもあったし、たとえ相手がどう思うとしても、自分の生い立ちとか今までの恋愛観や仕事に対する考え方とか、とにかく自分のことをすべて伝えたかった。
文章やと後で見て確かめることができるし、手書きのほうがいいかなと思ってノートに書きました(照れ笑い)。
コンシェルジュ
手書きだと心が伝わりますよね。
今はもうメールやLINEが当たり前になっていて、直筆で文字を書くことがなかなかないですもんね。
ゆうちゃん様
手、痛かった(笑)。
いっくん様
それだけのエネルギーが伝わってきてすごく嬉しかった。
コンシェルジュ
そうですよね。先ほどゆうちゃん様がおっしゃった通り、自己開示していかなければ相手の心も開けない。
相手を知りたいなら大事なことですよね。
今まで同じようにされたことはあったのですか?
ゆうちゃん様
いやないですよ(笑)。
コンシェルジュ
初めてだったんですね。なら、もうノートに書くときに心は動いていたんじゃないですか?(笑)
ゆうちゃん様
あー、それは確かに、そうですね(笑)。
コンシェルジュ
今までの出会いやこれまでの人生の中で色々な出来事があって自分をまるまる知ってもらおうというお考えに至ったのだと思いますが、お相手がいっくん様じゃなければ実行されるところまではいかなかった可能性もあるんじゃないでしょうか。
お見合いの初日から結構長くお話になってスーパーまでついて行かれて(笑)、もっと一緒にいたいと買ったパンを食べながらさらにお話をされて、この人なら自分のことを知ってもらってもいい、知ってほしいと思えたのはいっくん様だったからだと思うのですが、いかがでしょうか。
ゆうちゃん様
そうですね。
今まで会った人とは趣味などの話はするんですけど、人を好きになって苦しい思いをしたというような経験をしたことがない方が多いように感じられました。
でも彼は悩んだり右往左往したり結構色んな思いを抱えて今に至っていることが伝わってきて。でもそういうことってなかなかすぐには話せることじゃない。だったら僕が自分から“自分はこんな人間です、あなたも何でも話していいんですよ”という状況を作らないといけないなと思ってノートを書いたんです。
コンシェルジュ
そうだったんですね。その後、いっくん様にはお気持ちの変化はありましたか?
いっくん様
そうですね。もともと自己紹介文にも楽しいことだけやなくって悩みごとやツラいことも共有できたらって書いてはったし、こういうことをしてくれる方も今まで居てはらへんかったし、この人になら色々話しても大丈夫なんかなって。
コンシェルジュ
信じてもいいって思えたんですね。
いっくん様
はい。本当は自分の内にあるものを出すのがちょっと怖いっていうのはあったけど、信楽の時にちょっとお話をしたらちゃんと受け止めてくれて。
コンシェルジュ
なるほど、ゆうちゃん様がどっしりと構えてくれているから安心感があったんですね。
ゆうちゃん様
どっしりかな(笑)。
コンシェルジュ
私たちコンシェルジュのお二人への印象はそんな感じなんですよ。
いっくん様
だって(笑)。
コンシェルジュ
ゆうちゃん様は、いっくん様がきちんと自分とのことを判断できるようになるまでお見合いを続けていいよとおっしゃられたとか。
ゆうちゃん様
あー(笑)
コンシェルジュ
そのお話をお二人どちらからもお聞きしていたので今お話に出させていただいたのですが、その時もゆうちゃん様の懐の深さがすごいなと感じていたんです。
ゆうちゃん様
たぶん自信があったんでしょうね(笑)。
全員
(笑)
コンシェルジュ
ちなみに告白というのは…あったのでしょうか。
ゆうちゃん様
信楽デートが終わって帰る前に、彼の実家のコンビニの駐車場で1時間くらい話をしたんです。
まだ2回しか会ってへんからすぐには難しいっていうのはわかっててんけど、でも恋人になって上手くいっても、どっかで別れることになったとしても、こんだけ話できたから何かあったときに助けたり心の支えになったりし合える関係でいようみたいなことを言ったんですよ。
これからも悩んだり苦しんだりすることが絶対あるけど、そのときに思い出してくれたらええなって。
そしたら手握ってくれました。
コンシェルジュ
恋愛はもちろん視野に入っているけどそれだけではなくて、そこまで信頼し合えたり居心地の良さを感じられたりする相手ってそうそういらっしゃるものではないですし、一人の人間同士として大切な存在になれたらいいなということですね。
ゆうちゃん様
そうです。
コンシェルジュ
ゆうちゃん様のそういうお気持ちに対して、いっくん様は手を握られたんですね。
いっくん様
そうですね。じゃあすぐに今日からよろしくという風にはいかないし、ほんまにええの?様子見たほうがええんちゃうの?というのはありました。
ちゃんと正式に返事をしたのは「退会しよっか」って話をした日でした。今更みたいな感じやったけどね。
ゆうちゃん様
信楽で話したときにいっくんが言ってくれたんです。
こっちの世界って特殊じゃないですか。だから人と付き合っていくうちにいつしか自分をあまり見せないほうがいいって思うようになってそういう生き方をしてきたけど、僕みたいな人間に出会ったことで昔の楽しかった生活を取り戻せるかもしれんって。
それを聞いて僕と同じ気持ちなんやなと。そこでもう僕のほうは一緒になるなって気持ちにだいぶなってたんですけど(笑)。
コンシェルジュ
おそらく目に見えない部分でお二人の気持ちが少しずつ繋がっていっていたのかもしれないですね。
いっくん様は決め手となった出来事は何かありましたか。
いっくん様
決め手…、あ、あの時だ。
週末会おうかって話をしていた時に、ゆうちゃんが調子崩して熱も出てはったみたいで…、(新型コロナウイルスが流行している)この時期に熱が出たら大変やないですか。
もしこのまま、会われへんまま連絡取れなくなったりしたらどうしようって。いなくなるかもってことを考えたら絶対あかんなって。
ゆうちゃんがいない生活が考えられなかったんです。
コンシェルジュ
いなくなるかもしれないと思ったときに、ご自身の気持ちに気付かれたんですね。
ゆうちゃん様
結局、食中毒だったんですけど(笑)。
でも39度も熱が出たんですよ。
コンシェルジュ
それは大変でしたね。
いっくん様
(そのときはまだコロナ感染の可能性もあったため)職業柄、会いにも行かれへんし、何もできへんし、入院して隔離されて、もし万が一のことでもあったらって…。
ゆうちゃん様
失いたくないって思ってくれたんやな。
いっくん様
そうそうそう。
コンシェルジュ
でもそういう時の感情って自分の本心、本音だと思うので、いつの間にかそれだけいっくん様の中でゆうちゃん様の存在が大きくなっていらしたのですね。
素敵なお話をありがとうございました。
活動中の悩み
コンシェルジュ
ご活動を通して悩んだこと、つらかったことなどがあればお聞かせください。
ゆうちゃん様
つらかったことではないんですけど、相手を紹介してもらえることで楽ができても、そこからは自分で行動を起こしていかないとマンネリになって“会うだけ”になってしまうという危機感みたいなのは、5人くらいに会ってからすごく思いましたね。
このまま同じように繰り返したらせっかく入会した意味がないというのは感じました。
コンシェルジュ
そうですね。ご紹介を出してお見合いの日程を組んで、当日店舗でお引き合わせをするまでは私たちもお手伝いをさせていただけるんですけど、その後のご連絡先の交換からはご本人次第にもなってくるので、ご自身で行動を起こすことが大事という点はリザライに入っても変わらないんですよね。
だからそれに気付いてご自身で行動されたのも、ゆうちゃん様がご活動に対して真剣でいらしたからだと思います。
ゆうちゃん様
はい。
コンシェルジュ
それって本当に根幹といってもいいくらい大切なことなんです。
連絡先を交換するのも、その後メールやLINEで引き続きコミュニケーションを持続させるのも、勇気を出して次のデートに誘うのも、結局は自分次第。行動を起こすか起こさないかでその後の展開が変わってきますよね。
ゆうちゃん様は行動を起こすことができたからこそ、いっくん様とカップルになられたんだと思います。
ちなみにご活動期間は早く感じましたか、長く感じましたか?
ゆうちゃん様
僕、入ったの6月でしたっけ?
コンシェルジュ
はい、今月で7ヶ月になりますね。
いっくん様は6ヶ月です。
ゆうちゃん様
早いほうなんですかね?
コンシェルジュ
これは本当にまちまちなのですが、どちらかというと6~7ヶ月は早いほうだと思います。
いっくん様
早く感じました。
ゆうちゃん様
僕自身もそんなに長かったとは感じないですね。
コンシェルジュ
お二人とも長く感じずに進めていただけたみたいで良かったです。私たちもお二人がご紹介にもお見合いにも前向きに取り組んでくださっていることを感じていました。
いっくん様は何か困ったことはありましたか?
いっくん様
紹介された2~3人の方とLINEの交換をしていただいたのはいいんですけど、次から次へと来るので誰が誰やら…複数の人とやり取りするのが大変でした。
あとは、連絡先を交換してからの状況をリザライにどの程度報告するべきかとか、そういうことがわからへんかったんで、先に入会した友人に聞いてました。
コンシェルジュ
なるほど。ご報告は必須ではないですが、進展状況をお知らせいただけるのは嬉しいですし、何かお困りごとなどあればいつでも私たちコンシェルジュがご相談をお受けします。
そのように複数の方とLINEをされる中で、ゆうちゃん様のやり取りはどんな感じだったのですか?
ゆうちゃん様
僕があまり携帯を見ないんです。自分が送った後、携帯を放ったらかしにしてしまい、相手の返事まで見ていないことが多くてよく怒られる…(小声)。
いっくん様
お、怒ってた?
ゆうちゃん様
いや怒ってるやろなって…(笑)。
何時間か後に携帯見たときに返事してくれてるやんって気付いて返信するけど「いつの話やねん」って思われてへんかなって。
コンシェルジュ
実際、いっくん様はどう思われてました?
いっくん様
努力してくれてはると思いました。
ゆうちゃん様
(笑)
お二人の今後について
コンシェルジュ
今後、お二人でしてみたいことや計画していることはありますか?
ゆうちゃん様
将来のことは常に話しているよね。
僕の場合は、両親が僕の(セクシュアリティの)ことを知っているので、真剣に付き合っている人がいるということをやっぱりちゃんと言いたいなと思っていて。
僕がもし病気になったりいなくなったりとかしたら、まだそこまで法の整備とかもされてへんので、たちまち僕たちの関係は“普通の友達”になってしまう。
壊れやすい関係だから、せめて僕が大事にしている人には僕が大事にしている人のことをわかってほしいし、祝福してほしいって気持ちがある。
僕が古風に考えすぎているのかもしれないんですけど、家族になってほしいというか、いずれ一緒に田舎に帰ってきちんと両親に紹介したいというのが僕の希望です。
コンシェルジュ
いっくん様はいかがですか?
いっくん様
仕事のこともあるのですぐには難しいけど、遠い将来、最終的な到達目標は一緒住めたらいいなと思っています。
あとまぁ、紹介はされます。
ゆうちゃん様
いやじゃなかったらね。
いっくん様
彼のおうちの方にお会いするぶんには全然。ただ、うちはたぶんちょっと…。
コンシェルジュ
そこはデリケートな部分ですからね。
いっくん様
はい。
ゆうちゃん様
でもやっぱり何かしら答えは出していかなきゃいけない。
付き合うと楽しいことばかりじゃなくて苦しかったり意見が対立したりすることも多いけど、それでも最終的にやっぱりこの人じゃないとあかんなっていう存在になってかんと続かへんと思うんですよ。
だから僕も相手に付き合う覚悟というか、そういうことに耐えていけるかどうかって目線になってしまって、いっくんにとっては重いかもしれへんけど。どう?
いっくん様
うん。付き合うと僕も重たいと言われるほうだし、楽しいことだけやなくしんどいことも共有し、心の内を見せたり喧嘩したりすることでお互いの理解が進むんやろなと思ってます。
今まで楽しいことだけでええやんって人のほうが多くて自分もそういうスタンスでやってきたんですけど本意じゃなかったんですよ。
ゆうちゃん様
付き合ったら絶対にくたらしいと感じることも出てくると思うよ。
コンシェルジュ
ええ、ありますよ。
いっくん様
彼が喧嘩とかそういうことをね、したいとは言ってたから。それは20年前“誰かと付き合えたらいいな”と思っていた頃の自分を呼び戻してくれはったんですよ。
自分が昔思ってた気持ちをこの人は今でも持ってはるなと。
コンシェルジュ
素敵ですね。
重たいというのは真剣に向き合っているということで、それは長く付き合っていくには必要で大切なことですからね。安心して喧嘩ができる相手がいるって素晴らしいと思います。
それこそ一緒に住んでいたら何かしらの瞬間でイラっとしてしまうような感情の起伏は人間なので誰でもありますよね。そういったときにちょっとした喧嘩ができればお互いの理解も深められる。そうやって少しずつ信頼関係を築いていけると素敵ですね。
ゆうちゃん様
そう思います。
会員の方、入会を検討中の方へのメッセージ
コンシェルジュ
最後になりますが、現在リザライで活動中の方や、ご入会を考えていらっしゃる方へのメッセージをいただけたらと思います。
いっくん様
どこか街角でぶつかって恋が芽生えるなんてことはないと思うんで何かやらんと。能動的にならないと何も進まないということですね。
入会したら、紹介された方をプロフィールですぐに断らずにとりあえず会うこと、お見合いで10分話してどうかなと思ってもとりあえず後に繋げること。
とにかく自分から踏み出さへんかったら何も始まらへんと思うので。
コンシェルジュ
そうですね。家の中でじっとしていても出会いが生まれるわけではないから、自分でドアを開けて一歩踏み出すことが大事ということですね。ありがとうございます。
ゆうちゃん様
一番大事なのはやっぱりなんでパートナーがほしいのか、どういう恋愛がしたいのか、自分自身の中である程度ビジョンを持つことですかね。
僕みたいに最初から一生の相手を見つけてずっと一緒に生活していくんやって決めている人もいれば、まずはゆっくりとっていう人もいるだろうし。どういう形が自分の理想かっていうのをある程度しっかり考えておいたらおのずとそれに向かって行動したり、それを相手に伝えて相手の考えがわかったりすることで進んでいくと思うんですよ。
何となく寂しいからちょっと誰かといたいなとかじゃなくて、もっと具体的にどうしたいのかっていうのを僕のノートじゃないですけど整理してから活動してみると、紹介相手に会った時の印象なども違ってくるのかなって思います。
コンシェルジュ
そうですね、まずは自分が相手とどういう関係になりたいか。そこに必要なことが見えてきたら、今自分が起こすべき行動が何なのか、相手のどこを見るべきなのかっていう目線も変わってきますよね。
ただただ毎月お見合いで会うことを繰り返すだけじゃなくて、自分の理想のために何を知り、何を伝える必要があるのか、現状から逆算して考えていけると思います。
ありがとうございました。
本日はインタビューへのご協力ありがとうございました。
いっくん様、ゆうちゃん様、末永くお幸せになってください。