今すぐ実践できる10のコツをお伝えします。
短命に終わりやすいゲイカップルが長続きする秘訣。

  • 2020.06.22

恋愛・結婚

愛する彼氏と末永く一緒にいたいけど、いつも短命で終わってしまう…。そんなゲイ男性の方は少なくないはずです。
なぜゲイカップルの恋愛は長続きしないのか、今回はそんな気になるゲイのあるあるについて検証。

現在進行形で恋愛中の方もこれから彼氏を探していきたい方もぜひ知っておいてほしい「ゲイカップルが長続きする秘訣」について、自らの体験談を交えてお伝えしていきます。

半年持てばマシ!?ゲイの恋愛が短命の理由

ゲイだけに限ったことではあませんが、やはり実体験を通しても、友人の意見に耳を傾けても、ゲイ男性の恋愛は短期に終わることが多い傾向にあります。
ここではまず長続きのコツをご紹介する前に、なぜゲイ男性の恋愛が短命に終わるのか、気になるその理由について考察してみましょう。

ゲイだからこそ出会いの場に問題アリ

ゲイ同士の恋愛がうまくいかない、その理由はそれこそ十人十色ですが、当事者の目線で見ると、やはりその出会い方に問題が潜んでいます。

つまり社会生活の中ではゲイ同士の出会いの場が限られ、社内恋愛、レストランや映画館で恋に落ちる偶然は全くと言っていいほどないに等しい為、ゲイの為の特殊な出会いの場が発展してきました。

ゲイの恋愛、出会いを育む場の例としては、掲示板や発展場が大きく貢献してきたことは言うまでもない事実です。

それらの場では心と心を通わせてというよりは、最初から身体の関係を持ち、そこから徐々に二人が分かち合っていくというパターンが共通しています。
この身体先行の出会いは、カジュアルに疑似恋愛や刺激を楽しめる一方で、二人の価値観や人間性を知る前に飽きてしまうことが少なくありません。

勿論、発展場等の場から少しずつお互いを分かち合うカップルもいますが、その多くは数回の肉体関係を結び自然消滅。

また恋愛関係にあったとしても、サクッと第三者とアヴァンチュールを楽しめる環境の多さがゆえに、パートナーの浮気が原因で短命に終わることも非常に多くなっています。

恋愛という価値観がそもそも異なる

ゲイ男性は社会的にも金銭的にも自立をしている場合が少なくなく、比較的他者への依存は少ないと言われています。
女性と男性のように結婚、子育てという明確なゴール地点を見いだせないことも原因ですが、そもそも恋愛の価値観がストレート男性とは異なるのです。

その為人を好きになっていく過程にセックスは楽しみたいけれど、刺激や社会的立場を重視し、恋人またはその家族との重い繋がりは避けたいというスタンスの男性は少なくありません。

その結果例えパートナーと生活を共にしていても、恋人関係というスタンスの違いが原因になり、喧嘩を繰り返し、短期で別れることになるカップルが後を絶たないのです。

保存版!ゲイが長くお互いを愛していける秘訣を解説

恋愛が長く上手くいく、そんなコツなんて存在しないという意見も勿論聞きます。

しかし長続きしているカップルや、同性結婚をして長いカップルを観察してみると、やはり当人同士が生活をする上である種の工夫を直接、間接的に行っていることが多いようです。

ここではそんな彼らの実体験を基にお互いを思いやりながら大切にしていける、秘訣というか工夫についてお話していきたいと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

長く続いているゲイカップルはそれなりに二人の間のルール作りをしっかり行い、互いを敬いながら生活をしています。
ここでは実際のカップル、そして同性婚をして約10年になる私の経験を絡めながら、長く関係を継続する為の秘訣について簡単にお話していきましょう。

1. お互いの趣味、指向を否定しない。

お互いの趣味が全く異なると苛立ちを覚える方も少なくありませんが、趣味や指向は変えられないもの。
だからこそ否定をするのではなく、自分が歩み寄ることが大切になるのです。

2. 掃除や買い物、洗濯などそれぞれのルールを作る。(同棲中の場合)

同棲をしていると四六時中一緒にいることになり、衝突、喧嘩の回数も増えてきます。
それを回避する為に日々の生活でのルール作りをしていくことが大切です。

きれい好きの貴方は掃除担当、食事に気を配りたいパートナーは食膳係など。

3. 定期的に互いのこと、将来のことを話す機会を設ける。

なあなあに付き合ってしまうことは絶対避けるべき。
だからこそ定期的に二人のこれからの事や、お互いが思っていることを定期的に話し合う場所を設けることが二人の信頼関係を高め、将来を見据えた関係に近づく手段になっていくのです。

4. 相手を干渉し過ぎない。

相手のことを気にし過ぎない、アレコレ文句を言い過ぎない。
どんな場所、人にでも同様ですが干渉し過ぎることは、人間関係構築において一番のマイナスポイントだということを今一度理解しておきましょう。

5. 自分が打ち込める趣味や勉強を持つ。

ストレスを抱えがちな毎日、それをぶつける相手は人それぞれ。
ギャンブルであったりゲームであったり、自分の価値観に沿った趣味や勉強などストレスを解消できる何かを持つことは二人の関係を良好に保つためにも必要なこと。

同棲をしていてもいなくても、ほどほどにではありますが自分が好きなこと、やりたいことを継続していきましょう。

6. 二人が共有できる時間を一日の中で持つこと。

例えば二人で生活をしていると、お互いが黙々と別の何かに熱中してしまうことも少なくありません。
趣味に仕事にやりたいこと、それらが異なるのは当たり前。

しかし二人の距離感を保っておくためにも、二人が一緒に過ごす時間は一日の中で最低数時間は設けることが大切です。
我が家では夕食を食べながらのネットフリックス鑑賞が毎日の日課となっています。

7.たまにはサプライズを行う。

美味しいケーキ屋さんのケーキを、彼に似合いそうなリングを見つけたら奮発してサプライズでプレゼント。
こんな少しのスパイスも忘れずに。

8. 誕生日や二人の記念日を祝う。

お互い年を重ねていくと、誕生日を祝っても嬉しくないもの。
特にゲイ男性は老化していく自分を受け入れる度量が一般よりも低い為、それを毛嫌いする傾向があります。

しかしパートナーに対しての愛情、敬意を表す為にも、小さくてもいいので最低限のお祝いはしてあげましょう。
また二人の記念日についても同様に、毎年の欠かせぬ行事としてお祝いすることをおすすめいたします。

9. 緩衝剤になるべくペットを飼う。

子どもを育てているゲイカップルはそこまで多くありません。
実際ストレートのカップルは子どもという存在が二人を繋ぎとめるツールになることが多く、しばし同性カップルの間ではペットが同様の役割を果たします。

我が家では二羽のウサギが私達の心の拠り所となり、そして家庭に平和をもたらす存在となっているのです。

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10. 二人でなければ達成できない目標を持つ。

例えばマイホーム購入に二人で事業を始めるなど、何か高い壁を二人で設定することが大切です。
極端な例を挙げましたが、二人で乗り越えていける少し高めの目標を設定しましょう。

大切なのは叶うか叶わないか分からない未知数の夢ではなく、叶うであろうレベルの高めな目標を二人で設けることなのです。
一期一会という言葉がありますが、ゲイとゲイの出会いも勿論その一言に尽きるので、その出会いは大切にしていきたいものですよね。

巡りに巡って出会った恋人、二人が歩む人生には多くの障害やトラブルが待ち構えているかもしれませんが、お互いの意識、そして工夫がマンネリを予防し長く継続して愛し合う基盤になっていくことを忘れないでくださいね。

それでも難しい!そんな場合はオープンリレーションシップという選択肢も

ゲイにレズビアン、ストレート、人を愛することには変わりないのに、どうしてもうまくいかずに別れてしまうという方もいることでしょう。
そんな方の為にこんな恋愛の仕方を提案いたします。それを実践するかしないかはあなた次第、しかしこんな愛し方だってありだと思いませんか?

オープンリレーションシップを導入して幸せを掴む同性カップル多し

皆さんも一度はオープンリレーションシップという言葉を聞いたことがあると思いますが、簡単に説明すると、カップルの関係は継続しながら第三者とのデートやセックスを楽しむアダルティーな関係のことです。

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正直オープンリレーションシップなんて邪道という答えも勿論多いので、万人に受け入れられる愛し方ではありません。
しかし最近はオープンマインドなスタイルで恋愛を楽しむ欧米で、比較的ポピュラーな恋愛方法になってきています。

日本でも多くのゲイ男性に支持されているオープンリレーションシップ。
その定義はそれぞれに幅こそありますが、通常はメインのカップルの精神的繋がりはキープしながら、そこに足りない何か、例えば肉体的なマンネリなどを第三者に委ねるパターンが多いようです。

他で遊んでも戻る人はこの人しかいない、外で結んだセックスについて隠し事はしない、などのルールはカップル間で必須事項になりますが、中にはその第三者を交えたトライアングルの恋愛関係にまで発展するオープンリレーションラバーもいるくらい。

恋愛にゲイ、レズビアン、そして人数は関係ないのかもしれませんね!一番大切なのは自分、相手を卑下することなく、堂々と人が人を愛していく本質なのでしょう。

まとめ

ゲイカップルが長く続かない理由としては、その浮気の数、結婚ができないことや子どもを産むことができないなど、追求し始めたらキリがありません。

しかし実際ゲイだからという理由づけでこんなものかと収まってしまうのではなく、ゲイだけどお互いを尊重し合い成長し合っていくには、どんな風に自分が変わればいいのか?またはパートナーに望むのか?

独りよがりにならない恋愛体質。自己満足に終わらない恋愛をして行くためには、今一度自分の価値観を理解し、相手に何を望むのかを再考し、二人で互いの為に意識を改革していくことが大切になっていきます。

今回ご紹介した秘訣は一種のアドバイスにしか過ぎません、これらを参考にあなたなりの恋愛継続の為の秘訣を考え、そして導入してみてくださいね!

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この記事を書いた人

橋本ウサ太郎

橋本ウサ太郎
新宿二丁目の元バーマネジャー、海外放浪の末、年下スペイン人男性と同性婚。
スペインの田舎町で悶々とした日々を送りながら平和に暮らすゲイ。
アメリカでの代理母出産により二人パパになる予定の三十路ライター。
好きな言葉は、「ペンは剣よりも強し」。

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