ゲイの出会いのツールの定番でもあるアプリ
そんなゲイアプリのメリットとデメリットを解説

  • 2019.07.08
  • 2022.02.07

恋愛・結婚

世の中にLGBTという言葉が浸透してきたり、同性パートナーシップ証明制度という新たな制度を導入する自治体が出てきたりと、ゲイを取り巻く環境が大きく変わりつつあります。

日本でも同性婚が認められるようになるのか、今後の成り行きが注目されていますが、まずは恋人と呼べる存在がいないと「自分とは関係のない話」と思ってしまう方もいるかもしれないですよね。

今ではゲイが恋人を探すのには様々な方法があります。
遊び目的なものから、真面目な出会いを探すものまで幅広く今では「出会い」を探す事ができるようになりました。

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そんなゲイが出会いを探すツールのひとつに「出会い系アプリ」という手段があります。

ゲイの出会い系アプリには、誰もが一度は名前を聞いたことのあるような有名なものから、まだまだ知られていないものまで30種類以上があると言われています。

そんな出会い系アプリを恋人探しに使うときのメリットとデメリットについてまとめてみました。

ゲイアプリを使うメリットについて

アプリによっても機能や特徴などはそれぞれありますし、料金体系や細かいところはそれぞれで違ってくることがあります。
ここでは、“出会い系アプリを使う”という特徴のメリットをまずは見ておきましょう。

家の中にいても出会える

出会い系アプリの最大のメリットは、スマホとネット環境さえあればいつどこにいても出会えるということです。

恋人探しというと、ゲイバーに出向いたり、恋活パーティーに参加したり、基本的には特定の場所に行かないと出会えないという時代もありましたが、今は社会インフラとして日本全国にインターネット網が構築され、誰もがスマホを持っている世の中。

電車代を費やし、貴重な時間を割いてどこかへ出かけたりしなくても、自分の部屋の中でちょっとした暇があればいつでも恋人候補をチェックできるのです。

これこそが出会い系アプリの最大のメリットではないでしょうか。

顔画像を見れば一目瞭然

出会い系アプリのメリットその2は、ほとんどの出会い系アプリが画像を掲載できるので、相手の顔画像を見てタイプかどうかが一目瞭然ということ。

もちろん全てのアプリユーザーが顔画像を掲載しているわけではありませんが、恋人を探している人にはきちんと自分の画像を載せている人もいますし、ワンカットにとどまらず複数枚、さらにはカラダの画像までアップしている方もいます。

なのでアプリの画像を見ながら「この人は恋人としてアリかな」という判断もつきやすいのではないでしょうか。

マッチング機能が付いている

多くの出会い系アプリには、マッチング機能が付いています。
簡単に言うとあなたが相手を気に入り、相手もあなたを気に入ると、お互いに好意を持っていることが双方に伝えられるのです。

これによってLINEやメールなどのやり取りや実際に会ってみるといった展開に進みやすくなります。

ゲイの恋活パーティーなどでは、会場の雰囲気に飲まれてなかなか思いを伝えることができないこともあるかもしれませんし、相手に自分の好意を伝えたとしても実らない可能性もあります。

こうした心配をしなくて良いのがマッチング機能です。

知ってもらいたい情報だけを伝えられる

出会い系アプリではそもそも、誰も自分の本名を書いていないですし、住所も明らかにしていません。
これは個人情報を保護するのが当たり前の世の中では当然ですが、逆に言うと知ってもらいたいことだけをプロフィール欄に羅列することができます。

身長や体重、趣味や休日の過ごし方といった基本的な情報にとどまらず、どういう人を探しているのか、自分のアピールできるところなど、何でも伝えることができます。

これらの内容を実際にリアルで会う初対面の人に効率よく伝えられる人はあまり多くないのではないでしょうか。

恋活パーティーなどでは、どうしても緊張してしまいますし、会話が弾まないこともありますが、アプリであれば一言も話さずに知ってもらいたい情報だけを伝えることができるのです。

検索機能で特定の人と出会える

出会い系アプリの中には、年齢や身長・体重などをキーとして自分の希望の人だけを検索することはもちろん、GPS機能を使って「より自分の近くに住んでいる人を探す」ことができたり、「特定のエリアの人を検索する」こともできたりなど、便利なシステムを導入しているものもあります。

ということは何万人もいるユーザーの中から、自分の好みの人を見つけやすくなるので、恋活パーティーなどで大勢の中から「理想の人」を探すよりも効率的と言えるかもしれません。

どこまで検索できるのか、また、課金の必要があるのか、などアプリによって内容はまちまちですが検索機能を活用できるのは出会い系アプリのメリットです。

出会い系アプリを使うデメリット

ここまで出会い系アプリの主だった良いところを挙げてみましたが、逆にデメリットはどのようなことでしょうか。
デメリットを知らずに使うのは、後になって取り返しが付かない場合もありますので、良い部分だけではなく、マイナス面もしっかり見ておく必要があります。

良いところ、悪いところを知った上で賢く使うのが大切です。

真面目な出会いを探している人が多くない

出会い系アプリの最大のデメリットは真面目な出会いを探している人の割合が多くないということ。

アプリでは「恋人募集」のほかに「友達募集」というチョイスを選べるほか「その他募集」「セックスフレンド募集」という選択肢も存在しますので、出会い系アプリを様々な用途や目的で利用しているゲイが多いです。

もう一歩踏み込んで言葉を選ばずに言うなら、今日の相手、いやこれからヤレる相手を探している人が多いのが実情で、週末の夜ともなれば多くのゲイがすぐに会える人を求めてアプリに殺到する、というのは言わずと知れたこと。

「真剣に相手を探すならアプリではなく別の機会や媒体で」と考えているゲイも多いのではないでしょうか。

ユーザーが多すぎる

日本国内の出会い系アプリで2018年4月現在、ユーザー数が最も多いのは9 monsters(通称ナイモン)で、40万人以上が登録しており、その後も毎月数千人のペースで増加傾向にあります。

ということは、どんなに検索機能やマッチング機能をフル活用したとしても、なかなか自分の理想の相手に出会うのが難しかったり、相手から自分を見つけ出してもらうのが大変だったり、という事象が起こります。

とはいえ、それだけの可能性を持ったアプリだということもできます。

問題なのはユーザー数が多すぎるために起きること。

具体的には「ちょっと良いな」と思う相手を見つけたとしても、40万人ものゲイが登録しているので「もっと良い人が現れるかもしれない」と思って、なかなか実際の出会いに踏み切れない人がいるということ。

これは本当にもったいないことであり、ユーザーが多すぎる故のデメリットと言えるのではないでしょうか。

知り合いにバレる可能性がある

出会い系アプリは前述の通り、検索機能が搭載されていますし、写真を掲載することもできます。
なので、せっかく真面目に恋人探しをしようと思って顔写真を登録しても、知り合いに自分の存在がバレてしまう可能性があります。

ゲイの知り合いにならまだ良いかもしれませんが、ノンケがいたずら半分に「会社の中にゲイがいるかちょっと調べてみようぜ」などとGPS機能を用いて検索した結果、誰にもカミングアウトしていないのにゲイであることがバレる、という最悪の事態も招きかねません。

顔画像を登録しないのも自己防衛手段としてはアリですが、その分出会いの確率も下がってしまうというジレンマに陥ってしまうかもしれませんね。

個人情報や顔画像などを悪用される恐れがある

出会い系アプリのプロフィール欄に「本人です」という言葉を載せている人がたまにいますが、これらの人はそれに続いて「画像が悪用されています」「偽物がいるみたいです」といった文面も載せていることが多いです。

つまり、スマホのスクリーンショット機能などを用いて、顔画像を誰か別人に使われてしまう恐れがあるのです。

最悪なケースとしては、別の出会い系アプリやネットのサイトなどで勝手に画像が使われて「セックスフレンドを探しています」などといたずら目的に書き込まれたりすることもあるようです。

このほかにも携帯電話の番号やSNSのアカウントが悪用されるといった話も聞くので、個人情報の管理には十分気をつける必要があります。

会ってみたら全くの別人だった

出会い系アプリでは、プロフィール欄に掲載されている情報の真偽はもちろん、顔画像が本人のものかどうかなどを判別するチェック機能が働いていないことが多いです。

ですので、自分が相手を気に入り、相手からも好意を持たれて実際に会ってみたところ、顔はおろか年齢や身長体重に至るまで、全てが嘘だったということ起こり得ます。

真面目に恋人を探している人にとって、こんなことが起きたらトラウマになりかねないですが、これも出会い系アプリを利用する上でのデメリットではないでしょうか。

まとめ

ここまでゲイの出会い系アプリについて、メリットとデメリットをまとめてみましたが、恋人探しに限らず、出会いには多くのプラスがある反面で気をつけなければならないポイントがいくつかあります。

もちろん出会い系アプリで人生の伴侶を見つけられた、という人もいるので使い方によっては最高の出会いが待っているかもしれません。
たくさんある出会い系アプリ、自分に合ったものを使ってみるのも良いのではないでしょうか。

そして、蛇足ながら付け加えさせてもらうなら、こうした出会い系アプリのメリットがありつつ、デメリットがないのがリザライでの出会いです。
リザライでは毎月、会員様同士のマッチングを行った上で、お見合いのご紹介メールをお送りしています。

機械的にではなく、会員様のお人柄やお好みを熟知したスタッフが、お一人おひとりにベストだと思われるお相手をマッチングさせているので、条件検索だけの出会い系アプリとは大きく異なります。

プロフィールにはご自身の伝えたいことを載せられますし、顔写真を含めそうした個人情報が漏れることは一切ありません。

また、お見合いの場所は完全個室になるので、リザライに登録していることが他の会員に漏れる心配もありませんし、会ってみたらプロフィールと別人だったということも起こり得ません。

そして何より、月額の会員料金を支払ってでも「本気でパートナーを探したい」と考える人だけが登録しているのが出会い系アプリと最も大きく異なる点です。

ライフパートナーに出会いたい、本気でそう考えていらっしゃるなら、リザライはあなたのお役に立てる自信があります。

将来のパートナーがあなたのことを心待ちにしています。

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この記事を書いた人

いなば

いなば
神奈川県生まれ。小学生の頃から何となくゲイだと気付き、中学高校と男子校で過ごすなかでセクシュアリティーを確信。大学在学中に母親へカミングアウト済み。
20歳で初めて自分以外のゲイと出会う。
相方の海外駐在に伴い、退職して赴任先へ付いていったことも。
生意気で向こう見ずなクソガキ時代から年齢を重ね、徐々に穏やかで楽天的な性格に。元新聞記者で現在はライター・カメラマン・インタビュアーとして活動する東京在住の40代ゲイ。

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