ゲイ婚活やゲイの結婚相談所の頼れる存在。
コンシェルジュってどんな人で何をしてくれるのか
こちらではゲイのパートナー探しを「ゲイ婚活」と呼ばせて頂きますが、その言葉に違和感というよりは親近感を抱く、そんな風潮が出てきたことは喜ばしいことです。
まだまだ信頼できるサービスが限られているゲイの婚活市場において、サービス利用者が多大な信用を寄せているのが二人の出会いを指南、応援してくれるコンシェルジュという存在です。
今回はそんな縁の下の力持ちであるコンシェルジュにスポットライトを当ててみましょう。
コンシェルジュと二人三脚で未来の彼氏を探すイメージ
コンシェルジュという言葉を聞くときっと多くの方がマンションやクレジットカードのコンシェルジュサービスを思い浮かべるかもしれません。
最近ではデパートもコンシェルジュサービスが充実していますが、さて人と人の出会いを繋ぐ場にもコンシェルジュがいます。
サポート係だとは思うけれど、実際はどんな役割なのかイマイチ分からない。
今回はゲイ婚活やゲイの結婚相談所の利用を考えている方々に向け、コンシェルジュの役割とその意義について徹底検証。是出会いの参考にして頂ければ幸いです。
コンシェルジュがゲイの出会いに必須な理由
ゲイ男性の場合はそもそも結婚という目に見えたゴール地点はありませんが、第三者、出会いのプロを挟むか挟まないかで、良縁に恵まれる可能性も大きな相違を見せます。
リザライでも専任コンシェルジュを揃えていますが、ここではコンシェルジュという存在をより身近に感じて頂けるように、どんなサポートをしてくれるのかを分かりやすく解説していきたいと思います。
そもそもコンシェルジュとは?
色々な界隈で聞くことがあるコンシェルジュという言葉ですが、こちらはフランス語かつ和製仏語であります。
「Concierge」と綴りますが、本来の意味としてはアパートやマンションの清掃やメンテナンスを行う人のことを指しますが、現在はより包括的な意味合いとして「お世話係り」という意味合いで使われています。
お見合い、婚活の場だけでなく百貨店や病院、空港そしてラウンジなどでもお世話役のコンシェルジュのサポートが見られます。 そんなコンシェルジュという意味合いを考慮すれば、ゲイ婚活におけるコンシェルジュの役割も分かりやすくなるはずです。
要するに出会いをサポートするコンシェルジュは男性それぞれの好みやタイプ、価値観をカウンセリングから把握し、各々に適切だと思われる男性を紹介する役目を担うサポート係という位置づけになります。
男×男、男×女、その性自認や指向に関係なく、多くの婚活マーケットでコンシェルジュの存在感は非常に大きく、出会い&成約率を左右する無くてはならないキューピッドと認識すると的確でしょうか。
全ての婚活サービスでコンシェルジュによるアドバイスが利用できるわけではありません。 またその人件費を考慮に入れて、顧客の利用料金が高くなる傾向こそありますが、コンシェルジュがいるかいないかは、そのサービスの本気度を図る指標にもなっているのです。
出会いを後押しするコンシェルジュのお仕事
何となく二人の出会いをサポートしてくれる仲人的な役割の人なんだろうな……、と漠然とでも理解して頂けたと思います。 ここではコンシェルジュがどんなことを実際に担当しているかを解説するので、婚活ナウの男性陣は特に要チェックです。
1. 利用者の暴走を防ぐ
男子と男子の婚活においては、年齢や見た目に強いこだわりを持ってしまい、その結果マッチングの確率を自ら制限してしまうケースが見られます。
このような場面においてコンシェルジュがいることで、何が出会いに大切で不必要かをアドバイスし、マッチング率を高めることが可能になります。
2. 価値観を共有できる相手の紹介
それぞれ異なる会員の希望や価値観に合う男性を探るプロ、それがコンシェルジュです。
また長年のマッチング経験から弾き出されるコンシェルジュとしての直感がものを言う場面に遭遇することは多々あります。
3. 独走ではなく二人三脚での恋人探し
オンラインデートサービスのようなモノローグな恋人探しではなく、あくまでコンシェルジュとの二人三脚によるリサーチ&マッチングが出会いの基本になります。
一人ではないからこその安心感もコンシェルジュが与えてくれる一つのメリットと言えるでしょう。
4. 面談を重ねてフォローアップ
長く会員をしていると、時に出会えない自分に失望し、自己肯定感がグッと下がることもあります。
自分はいいと思ったのに相手からはNGサイン・・・
何がいけなかったのか、どこを改善すべきかを客観的に尚且つ親身に相談できるフォローアップ体勢は、なかなか芽生えない恋愛の種を育む豊かな土壌になるはず。
5. 会員の良さ、内面を引き出す
自分で自分のアピールポイントや良さを分かっていない男性は少なくありません。
自信の無さや鈍感さなど様々な要素が自分らしさを引き出す阻害因子になってしまいます。
コンシェルジュはそんな会員男性の良さを上手く見抜くことに長けており、それを出会いへ繋げる側面も持っています。
コンシェルジュと反りが合わない時はどうするべきか
前項ではコンシェルジュとは?という基本パーツをおさらいしてきました。
さてここでもう少し踏み込んでいきましょう。
もしあなたのコンシェルジュがどうにもしっくりこない。
もしくは出会いの成約率に反映されない、そんな時はどうすればいいのかについても解説していきたいと思います。
担当コンシェルジュと合わない場合の注意点
くどいように言いますがゲイ婚活という土俵においても、コンシェルジュの存在感は非常に大きなものがあります。 そして相性のいいコンシェルジュを、会員サイドが多岐に渡り活用し、尚且つ信頼関係を構築できた場合は、出会いの成約率が向上します。
目には見えない双方の信頼関係が出会いに寄与するわけですが、会員とコンシェルジュの関係も人と人。 中には反りが合わないと感じる方もいることでしょう。
その理由として挙げられるのが、コミュニケーション不足だったりスピーディーなレスポンスが貰えなかったりというすれ違いが続く場合などが挙げられます。
コンシェルジュも勿論それぞれのやり方や性格、ペースがあるので、必ずしもツーカーの間柄で婚活を進められるとは限りません。
- 悪い人ではないんだけど、イマイチ自分の価値観を分かってもらえない
- 歳が離れている分、会話のキャッチボールが上手くできない
- せっかちな性格なので、タイムリーな返信がほしい
それぞれが感じるモヤモヤは勿論十人十色。
何度も言うようにコンシェルジュの存在がマッチングに良くも悪くも影響するので、もし合わないと感じた場合は、思い切って担当コンシェルジュを変えてもらうことを提案しましょう。
絡まった糸がスルスルと解けるように、マッチングが上手く行く場合も十分に考えられます。 「なんだか言いにくいなあ」と思うかもしれませんが、思い切って相談をしてみることをオススメいたします。
まとめ
今回は皆さんもきっとお世話になることであろう、婚活エージェントにおけるコンシェルジュについて解説してきました。
一筋縄ではいかない出会いを縁の下で支えてくれるトータルアドバイザーと言えば分かりやすいですね!
ついつい自分のタイプばかりを追ってしまいがちですが、出会いの確立を高めるには、いかに綿密にコンシェルジュとの意思疎通を図れるか、そして上手に彼らを利用できるかに限ります。
失恋に躓いた時にもコンシェルジュが心の支えになってくれた、そう語る男性は少なくありません。
相手への条件や価値観に柔軟性を持たせることも大切ですが、信頼のおけるコンシェルジュを介してのお見合いは、ポジティブな気持ちを維持するだけでなく、マッチング率向上についても寄与するということを覚えておくといいでしょう。
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